ISO/IEC 17025 認定試験所 No.RTL03440

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JIS Q 17025とは?

JIS Q 17025とは?

規格名:試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項

 
JIS Q 17025の規格要求事項について、JIS Q 9001と比較しながら、その内容を以下にまとめてみました。
 
本規格は、2005年に第2版として発行されたISO/IEC 17025:2005を基に、技術的内容及び対応国際規格の構成を変更することなく作成された日本工業規格です。
  • 第1章-適用範囲
  • 第2章-引用規格
  • 第3章-用語及び定義
  • 第4章-管理上の要求事項
  • 第5章-技術的要求事項
という5つの章から構成されており、当ページではその中の第4章第5章に絞って説明します。
 

 
【JIS Q 17025 第4章・管理上の要求事項】
健全なマネジメントシステムに関する要求事項で、法律上の責任を保持できる組織であることや、品質を保証するために必要なマネジメントシステムの構築、文書管理の方法、顧客の依頼内容の把握、購買に関する取決め、苦情や不適合の管理についてなど、およそJIS Q 9001 品質マネジメントシステムに関する要求事項と整合させた内容となっており、9001の要求事項に適合している組織であれば、本章にも容易に適合させる事ができる内容と言えるでしょう。
 

 
【JIS Q 17025 第5章・技術的要求事項】
試験所が請け負う試験の種類に応じた技術能力に関する要求事項で、試験所によって実施された試験の正確さ及び信頼性を、次の要因から決定づけようとしています。
  • 人間の要因
  • 施設及び環境条件
  • 試験の方法及び方法の妥当性確認
  • 設備
  • 測定のトレーサビリティ
  • サンプリング
  • 試験品目の取扱い
これらから測定の「不確かさ」を推定し、実施された試験の正確さを実証することが可能となります。
 
「測定値」からどの程度のばらつきの範囲内に「真の値」があるかを示すもの
 

 

以上のように、JIS Q 9001規格では、組織における品質マネジメントシステムが、9001に適合しているかが要求されるのみであるのに対し、JIS Q 17025では試験の正確さが要求されるなど、試験所としての技術的な能力の高さが必要となるのです。