微量PCB分析について
廃棄物処理法およびPCB特措法により、高圧トランスやコンデンサ等に使用する絶縁油中に、PCBが0.5mg/kgを超えて含有していないことを調査する必要があります。
現在、PCB(ポリ塩化ビフェニル)は廃棄物処理法により厳しい管理のもとで保管義務がありますが、2001年(平成13年)に制定された「ポリ塩化ビ フェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」により、2016年(平成28年)までにPCB廃棄物の保管事業者がこれを処理することが義務づけられています。
このため、1989年(平成元年)以前に製造された変圧器やコンデンサの絶縁油を交換、またはそれらの機器を廃止する場合は、PCBが0.5mg/kgを超えて含有していないことを調査する必要があります。
当社は、絶縁油中に含有する微量PCB分析検査を低価格にて実施し、お客様のニーズに的確にお応えいたします。
PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物処理に関する情報へのリンク 環境省ホームページへ
TEL:075-313-6791 担当:山本(ヤマモト)
微量PCB分析の内容
分析方法 | 絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル(第3版) |
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定量下限値 | 0.13mg/kg |
分析価格 | (別途お問い合せ下さい) |
納 期 | 約14日間 |
絶縁油使用機器(例)
高圧トランス(発電所・工場・ビル・鉄道車両の変圧器、受電設備など) |
高圧コンデンサ(送電線) |
低圧トランス、低圧コンデンサ(蛍光灯安定器、家電製品の部品) |
柱上トランス(配電用など) |
OFケーブル(絶縁油を用いる地中送電線) |
関係法令
測定業務フロー
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※コンデンサ等の穴開け加工が必要なものに関しては分析のみ実施可能です。