大気・空気測定について
概要
事業所から大気へ排出される物質は、大気汚染防止法、京都府環境を守り育てる条例(京都府)など、法令や都道府県条例で規制されています。
一般に排ガス測定とは、法令で定められた物質について排出濃度、排出量を測定するものをいいます。
大気汚染防止法では、定められた施設、定められた物質についての測定を定期的に行い、記録を保存することとされています。
また、京都府内の事業所は京都府条例で36物質の排出規制が定められており、排出の恐れがある物質について測定し、基準値を満たしていることを確認しなければなりません。
※平成18年4月から大気汚染防止法の改正で、揮発性有機化合物の規制が始まりました。VOC排出規制へ
測定実績
弊社は蓄電池メーカーの最大手ジーエス・ユアサコーポレーションの分析部門として始まり、古くから環境分析に携わってきました。 自社のばい煙測定に始まり、現在は様々な企業、官公庁から御依頼をいただき、法律に基づく測定から、試験的なガス濃度測定など実施しています。
ボイラー、冷温水発生機、発電機、金属加熱炉などの定期測定 |
清掃センターなど法令に基づく排ガス測定 |
京都府条例36物質全項目測定 |
排ガス油分除去装置など処理設備の性能検査 |
調査対象 | 関係法令等 | 主要項目 |
排ガス 一般大気 |
大気汚染防止法 電気ガス事業法 公害健康被害補償法 都道府県条例 |
一般規制 ばいじん、硫黄酸化物
有害物規制 窒素酸化物、塩素、塩化水素、フッ素化合物、カドミウム他
その他の有害物質 ヒ素、臭素、シアン、水銀、銅、亜鉛、マンガン、ニッケル、クロム酸、キシレン、メタノール、メチルエチルケトン、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、テトラクロルエチレン、アクロレイン、アンモニア、スチレン、ベンゼン、フェノール、一酸化炭素、酢酸、硫酸ミスト |
測定業務フロー
|
メタン濃度測定について
|
関係法令