アスベスト(石綿)測定・分析(6種類対応)
「石綿障害予防規則(石綿則)」では、建築物の解体作業等によるアスベスト(石綿)へのばく露防止対策が強化され、事前調査により石綿の有無が判定できなかった場合、分析調査の実施、およびその結果の記録が義務づけられています。
測定業務フロー
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採取から分析まで公定法に準拠いたします。
※まずはアスベストに関する事は何でもご相談ください。
当社では、最新鋭のX線回折装置や位相差顕微鏡など分析機器を駆使し、建材中や空気中のアスベスト6種(クリソタイル、アモサイト、クロシドライト、トレモライト-アクチノライト、アンソフィライト)濃度について測定・分析を行います。
お問い合せはお気軽にお寄せ下さい。建築物石綿含有建材調査者が丁寧にお答えいたします。
TEL:075-313-6791 担当:建築物石綿含有建材調査者 ・ 市川(イチカワ)
認定番号:H3007062
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建材中のアスベスト(石綿)含有量が 0.1% を超えているかどうかの判定や、建物の解体、アスベスト(石綿)の除去・封じ込め作業に伴う空気中のアスベスト(石綿)繊維状粒子濃度の測定など、官公庁や自治体、民間企業から個人に至るまで、多数の受注実績を誇る当社の分析技術により、スピードが要求される御依頼にも高い精度でお答えします。
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<建築物石綿含有建材調査者とは>
国土交通省では、建築物の通常の使用状態における石綿含有建材の使用実態を的確かつ効率的に把握するため、中立かつ公正に正確な調査を行うことができる建築物石綿含有建材調査者の育成を図ることを目的として、昨年7月に「建築物石綿含有建材調査者講習登録規程」(平成25年7月30日公示)を定め、一定の要件を満たした機関を国土交通省に登録し、※当該機関が行う講習を修了した者に建築物石綿含有建材調査者の資格を付与する制度を開始しています。
詳しくは、国土交通省のホームページをご覧下さい。
※登録講習実施機関(一般財団法人日本環境衛生センター)のページはコチラ
建材・吹付け材中のアスベスト分析その他の情報についてはこちら
アスベストの測定・分析状況
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分散染色法における顕微鏡写真
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分散染色による分析は、従来法であるPCM法と比較しアスベスト繊維が素早く容易に判定できる方法として注目を浴びています。そして空気中の測定はもちろん、建材中に含まれるかどうかの定性分析にも同法が使用されています。
当社は2005年に低温灰化装置を導入し、いち早く分散染色法に対応するなど多数のご依頼にお答えしてまいりました。
アスベスト(石綿)について・・・
アスベストは、耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などに非常に優れ、日本ではかつて「奇跡の鉱物」などと呼ばれるなど様々な用途に広く使用されてきました。しかし近年我々の健康に多大な悪影響を及ぼす物質として恐れられています。
天然に産する繊維状ケイ酸塩鉱物である。ILO(国際労働機関)の定義では、「岩石を形成する鉱物の蛇紋石および角閃石グループに属する繊維状の無機ケイ酸塩」すなわちクリソタイル(温石綿・白石綿)、アモサイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)、アンソ フィライト、トレモライト、アクチノライトの6種類とされている。
このうち、実用的に使用されたものにクリソタイル、アモサイト、クロシドライトがある。アモサイト、クロシドライトは有害性が高いことから平成7年4月に 法的に禁止になった。さらに、一部の石綿製品(建材、摩擦材、接着剤)については、代替化が可能なことから、平成16年10月1日から輸入・製造・使用が 禁止となった。
経済産業省によるとアスベストが原因による死亡者は2005年7月15日までに374人に達すると発表され、平成17年2月24日には厚生労働省により「石綿障害予防規則」が制定された。
この規則は、石綿製品の製造や輸入が禁止となったことにより石綿による曝露対策は今後、建築物の解体作業中がもっとも危険であると思われることから、石綿による健康障害を防止することを目的とした規則で、石綿が使用されている建築物におけるアスベストの除去、またその建築物内でアスベストを取り扱う業務に係る措置が盛り込まれている。
関係法令